千歳線と石勝線の分岐駅です。駅の西側に国道36号を挟んで千歳基地と新千歳空港、東側にオフィスアルカディア（工業団地：造成中）があります。駅舎は線路を跨ぐ様に設置されています。有人駅で自動改札もあります。自動券売機は１台しかありませんがそれほど需要もないみたいです。ちなみに入場券は自動券売機のほか、みどりの窓口ででかいの売ってくれますが記念の類になる硬券はないそうです。

　南千歳駅の周りには今現在集客施設や事業所がなく、大半の人は空港への通過駅としてまたは乗り換え駅として利用しているだけかと思いますが、今造成中の工業団地が完成した暁には通勤駅として地位が浮上してくる…と思いたいです。かつて千歳空港の真横を通過するだけの線路に千歳空港駅を設置し空港ターミナルとの連絡橋が設置されてました。この辺の歴史は1980年前後の時刻表を見ると分かるのですが生憎手元にはありません。旧空港ターミナルはNEWSという商業施設になりましたが最終的にはレンタカーの営業所になって（私が千歳に来た数年後に取り壊され）今はサラ地です。道路の跡はありますが。連絡橋もNEWSが壊されたため、今では国道36号を跨ぐだけの歩道橋になってます。

　国道側の出口は空港への道路にしか出れませんが空港へのタクシーが常時客待ちしています。東側にも時々客待ち車がありますが、今日は１台見ただけです。バス乗り場もあるし屋根付の自転車置き場もあります。また駅利用者なのか空港の駐車場待機車かわかりませんが駅前の道路に駐車車両いっぱいです。

　この図は上り（苫小牧方）の端っこから駅舎方向を見たものです。フレームアウトしてますがホームの上をバイパス（空港→日の出）が通過してます。電車は札幌方面行きのが15分毎に発着してます。こっちのホームは上り（というか、札幌から各方面に行く方）、左側が下り（というか札幌方面）です。この構造だと新千歳空港から苫小牧・石勝方面には階段経由の乗り換えが必要になるのでした。同一平面で乗換えができるとラクなんですが…（このホームは○○方面、というのが混乱無くていいのでしょうけど）。こっちのホームは長距離客が多いためか弁当も売ってる売店があります。

　駅本屋の上に鉄塔がありましたが、良く見るとPHSの基地局もありました。使えます。


　

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　上記より３年ほど経過していますが駅自体はそれほど変わっていませんでした。レンタカー返却時間前に南千歳駅に寄って、撮り忘れていた石勝線の０キロポストを収めてきました。ポストには南千歳空港と言う文字が記載されています。石勝線開業時は確か千歳空港駅（上記）、その後南千歳駅になったので巧く訂正できたものと思われます。
撮影　2005.01.09　18:28


初版　2001.12.07
追記　2005.01.19


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