千歳から追分の間に馬追（まおい）丘陵があります。例えば追分駅に行きたいなと思った際には国道337号からこの丘陵を越える道に折れほんのわずかなアップダウン道路を通過します。この丘陵は南北（由仁から早来にかけて）おおよそ30Kmの長さがありその中の最高峰（？）が安平山（166m）です。これからの季節、千歳を出発する際には小雪ちらちらでもこの丘陵を越え国道234号を北上する際に吹雪になってるというのも多々あります。いつぞやのフィールド試験で地吹雪に遭遇し一時中断を余儀なくされたのもこの丘陵の東側（三川）でしたし。中断を連絡した時、千歳では青空ということでしたが（冬季のフィールド試験はこわいです）。この丘陵のさらに東側には夕張山地が控えてます。この低いながらも南北に走ってる丘陵のおかげで千歳は吹雪ってのが少ないです。

　この写真は追分から千歳市中央に抜ける道路でコムカラ峠と呼ばれているところから道東道を見たものです。位置的には海抜120m程度のトコです。追分方（協和）から上り坂を登ってきた所で、この場所を境に今度は下り坂になります。地図上では馬追丘陵の西端で丘陵本体ではないのですが、眼下が平らなだけそこそこの眺望になってます（と思います）。ここから見える道東道は片側１車線となってます。手前にあるのは道東道夕張区間での唯一のパーキングエリアであるキウスP.Aです。売店はおろか自販機すらありません。このパーキングの先（画面奥方面）1.9Kmに千歳東インターがあります（国道337号に接続）。画面奥の方に幾重かの山並みが見えその手前は一面田んぼです。正面が長沼町にあたります。千歳市街地は左手の更に奥（後方）になります。

　この場所は道路からちょっと入った場所（道路からそのまま車で進入できます）です。特に駐車場、あるいは展望台とか言うわけでなくそれとなく風景を眺める…様な場所です。舗装はされていませんので雨天時やその後に行くのはちょっと覚悟が要るかも知れません（スタックってほどではありませんが）。千歳市内、11月4日朝方に雪が舞いました。


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