千歳市中心部から20km程西に進むと支笏湖湖畔に行きつきます。市街地を外れると信号すらない、原生林の中を多少のアップダウンとカーブを繰り返す光景の中約20分程度で目的地になります。朝の時間なので比較的ラクに運転できます（時々異様に速いのがいる）。７時過ぎに湖畔の駐車場（ユースホステルや郵便局の近く）に着き、普段遠目で見てる紋別岳を見上げるポジションで見ました。

　頂上には４局ほど中継局があります。時々雪雲によって見え隠れするので飽きずに見てましたが、如何せん寒いです。今朝出かけの気温が市内で−12℃程度でした。日は照ってるとは言え寒いです。駐車場の表面にはザラめ状の雪が氷の上にまぶされた様になってます（気を抜くと滑ります）。お日様の方に向かって歩くとこのザラ目状の雪に色が着いているのが見えます（虹の様な感じです、青っぽいのが目立ちました）。雪雲が晴れた時は雪の樹氷と化した鉄塔が青空をバックに良く見えます。

　この駐車場の前の道路は国道453号（オリンピック道路とか呼ばれてます。札幌−千歳の近道らしい；伝聞）となってます。この道路、数日前に雪崩があり夜間通行止めになっています（注；2001.03.11現在の情報）。今年は雪、だいぶ降ってる様です。で、支笏湖も今年は20数年振りに全面結氷したとのことでここまで来たついでに見てきました。



　支笏湖温泉の街並みを抜けると道路は湖畔を走行します。まだ７時過ぎなので人影はまばら、路側帯に車を止めて樽前山を見ました。長沼町から見た方角よりさらに西側が見えます。さすがにこちら側は積雪が多いですね。右隣の山は風不死岳です。標高で言うとこちらの風不死岳の方が高いのですが、なぜか樽前山の方が目だってしまいます。格好のせいでしょうか？

（風不死岳：1,103ｍ　樽前山：1,041ｍ　支笏湖の水面標高：248ｍ　紋別岳：866ｍ）

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