支笏湖の周りにある山で比較的登りやすい（登山道がしっかりしている）山です。支笏湖畔から簡易舗装の登山道が4,849mあります。ここを２時間弱かけて登ると全方位開けた展望が満喫できます。この登山道路が簡易舗装されているのは頂上にいくつかの無線中継局があり、その保守車両通行用だからだと思います。湖畔からの登山道路はまず初めにゲートをくぐることから始まります。ここには「支笏無線中継所」という看板が建っています（このページでは省略）。また「国有林野借受地」ということでNTTが国有林を借りているとの看板もあります。まあそれはそうと登山者も何人かいますのでお邪魔します、というスタンスで登り出しました。

　山頂標識はとある無線中継局の敷地内と思われる場所にあります。しかしながらきちんとそこに到達できる様、敷地にそって通路がありますので局設置者の心意気を感じます（…が、鉄塔に設置されている監視カメラが下向いているのねぇ）。

　これまでは湖畔から樽前山を仰ぎ見る格好でしたが、ここからは水平に、かつ湖畔を眼下に見る光景が楽しめます。画面左方にある集落が支笏湖温泉、正面には樽前山が見えます。画面左の方へ流れている川が千歳川です。

　少し右に向くと湖の奥の方まで見え、その更に奥にある山々が眺望できます。あいにくこっち方面は雲が出ているようで山の稜線か雲かちょっと判断がつきません。

　新千歳空港方面を見た感じです。

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