勇払駅の先は本来なら国内屈指の工業地帯になるはずだった苫東（勇払原野）をひた走ります。途中千歳からも見える北海道電力苫東厚真火力発電所を右手に見ながら厚真川を渡り浜厚真駅になります。左側に「７」と書かれた距離をあらわす標識がありますが、苫小牧から22.7kmです。ただし料金計算上の換算キロは25.0kmです。原野の中に１面のホームがぽつんとある、そんな駅です。

　勇払駅のトコで「苫小牧駅からほぼ国道235号に沿って」と書きましたが、実は文字通り「沿って」とはこの浜厚真より先になります。画面の奥の方にある青い道路標識と跨線橋、これが国道235号です。以前は浜厚真駅前が国道の様でしたが、バイパスかなにかで道路は駅（線路）の北方になったのでしょうか？こちらに来て買った1997年5月版の道路地図帳には浜厚真駅前に国道のマークがあり、跨線橋の方は道道となってます。しかしながら日高道が厚真ICまで暫定開業（今もって無料供用区間）してそれと前後して跨線橋側が国道になったのでしょうか？



　これは道路側からの撮影です。駅名票がありますが、これは純粋な駅の看板でしょう（浜厚真駅ってあるので）。駅舎は貨車を転用したもので安直なのですがなんか駅という感じを醸し出しています。中にはベンチがあり、待合室として風雨がしのげます。






一つ上のページの厚和通り踏切はこの駅の苫小牧より約500mの位置にあります。またすぐ近くには厚真川鉄橋があり、レールバスがトコトコ走っているのが時々見れます。

ひとつもどります