日本で一番短い国道、174号の終点である国道２号との交点から、起点方を見たものです。L=187.1ｍ、歩いて２〜３分程度で走破できる国道でキチンと標識まであります。前回神戸に行った時にこの近くを掠めたのですが、帰って来てから気づいた次第です。今回再訪する機会がありましたので、折角ですから（歩いて）走破してみました。


　起点は上図の左端、青い標識が見えるところです。左図は神戸税関本庁舎前、この国道の起点にあたるところでやはり主張する標識があります。


　国道２号の交点の上には阪神高速３号線（神戸線）の高架があり、この高架橋とハーバーウエイ高架橋の下や間にみなとのもり公園が造成中でした。2010年第7版の神戸市街地図には空き地としか表示がありませんでしたが、左図の地図の如く整備が進められている様です。国道174号の大半が公園に沿っています。


　税関前交差点から国道２号に入り西方（波止場方）に少し歩くと先の大震災で被災した高速高架橋の一部か展示されています。左図はその展示物の説明看板の一部です。


　左図は被災した浜手バイパス（今歩いている国道２号より海側にある高架橋）のRC橋脚と伸縮装置の一部です。橋脚内の鉄骨の曲がり具合とか、道路（高架）継ぎ手が鉄製にもかかわらずグニャリと曲がった様は改めて地震エネルギーの大きさを知らされる思いです。



　こちらは一部が引きちぎられてしまった鉄製の部品…


撮影　2012.04.14　11時頃　
初稿　2012.06.03

（参考）日本で２番、の短さの国道はL=480ｍの国道130号で東京都港区にある由。

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