室蘭本線を苫小牧方から下って久しぶりに大きな駅に着きます。追分駅は石勝線との乗換駅です。駅名看板には「あびら」「みなみちとせ」「みかわ」「ひがしおいわけ」と多少賑やかな標記になっています。またこの駅は特急停車駅でもありますので駅員さん常駐されています。券売機もあるのですが、窓口もあります。これまでは無人駅でしたのでホームに入るの好き放題でしたがここでは入場券を買って入場します。券売機でも入場券が売ってましたが窓口を覗いたら硬券の入場券があったので駅員さんが来るのを待って入場券を買いました。

　「観光用のにしますか？」なんて聞かれました。観光用のは追分駅のイラスト、裏面には駅開業日と駅名の由来が記してありました。駅名自体はここだけでなく全国各地にある地名と同じく分岐点ということで追分。室蘭本線と夕張線（今でこそ南千歳からの石勝線と名前は変わってますが）の分岐ですね。観光用があるということは普通のもあるみたいで、やっぱりありました。今までの駅に入ったのもあったので各１枚づつ購入しました。入場時に入鋏あるかと思いきや「とっとくんでしょ？」と言われ入鋏省略。ごもっともです。 　この写真は三川方から安平方を見た様子です。今までの駅の構成と似ていますが通過線があるのが印象的でした。改札を出た時ちょうどその通過線を特急が駆け抜けて行きました。跨線橋を渡り真中のホームに行きます。これが意外と長いです。留置線には気動車が停まっていました。石勝線夕張〜千歳の区間は何本かの普通列車が走ってます。

　留置線に停まっていた気動車です。ワンマンと表示がある、デッキ付近に料金箱が設置してある様です。またホームの前後にはかつての（石炭）貨物列車の交換とかをしてたと思われる複数の線路が見え、岩見沢方から夕張方からの貨物列車をさばいていた…んでしょうか？行った時刻は15時頃でしたがそれはそれは静かでした。

　ホームから改札方に戻った時に待合室には数人の方が今度来る札幌行きの特急を待ってる様でした。　←　この文を書くとき札幌行きの列車って上り？下り？と悩んでしまいました。石勝線新夕張方から札幌に向かう列車は偶数番号につき上りです。千歳行きの普通列車も偶数番号です。札幌発の（或いは千歳発の）石勝線の列車は奇数番号なので下り…でも同じ方向を向いて走る室蘭、函館方面の列車は偶数番号で上り…千歳線が絡むと上り・下りの定義がややこしくなります。札幌駅中心で考えればかなりスッキリするのですが東京駅中心ですからね、上り下りって。


　設置形

　行灯形


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