苫小牧駅からほぼ国道235号に沿って海沿いに様似駅まで伸びる線路です。苫小牧駅から沼ノ端駅の手前で分岐した後はひたすら単線区間になります。分岐してしばらくは貨物線と見間違うくらい工場敷地の脇を掠める様に進んで行き、最初の駅である勇払駅に着きます。勇払駅の近くに日本製紙苫小牧工場があり、道路地図帳にもその工場への引込み線があると表示してあるのですが…勇払駅はこの通りです。これは苫小牧方から浜厚真方を見たものですが、線路は左側を単線で通過しています。立ってる側には線路がありません（かつてはあったんでしょうが…）。右手奥の方に見える（画面の端っこです）２階建ての建物が勇払駅駅舎です。


　線路の跡が広々と感じられる場所にコンクリート製の建物で、待合室しかありません。窓にはベニヤ板が打ち付けられていてなんか侘しい感じを醸し出しています。駅前には緑の公衆電話、バス停、商店街があり、苫小牧市勇払の市街地を形成しています。線路を挟んで反対側に勇払小中学校があります。そのせいか線路をくぐる地下道が駅舎の反対側にあります。地下道くぐるよりも踏み切りのままで交通マナーを実地体験させた方がいいのではないか…なんて思ったり。通学路ではそうもいかんのでしょうか？

　駅舎の１階部分が待合室となっており、幾つかのベンチがあります。切符は車内で購入するので券売機はありません。ただ、沼ノ端駅同様監視カメラが設置してありました。





本線のダイヤ

苫小牧行き　→　6:45,7:36,8:52,11:20,13:30,15:11,15:43,17:44,19:50,21:13　15:43は土休日運休
鵡川方面　→　6:02（静内）,8:13,10:41,12:36（鵡川）,14:31,16:09（静内）,17:05,18:29,19:14（鵡川）,21:39（静内）　太字は様似行き


ひとつもどります